長岡生コンクリート
オコシコンは高い透水性を持ちながら表面強度・曲げ強度に優れたポーラス構造の高強度コンクリート

2019/11/18

「土間コンは施工者に最も身近な問題あるいは機会だ」(週刊生コン 2019/11/18)

「土間コンは施工者に最も身近な問題あるいは機会だ」(週刊生コン 2019/11/18)

生コンポータルは常にコンクリートの需要家や施工者にとっての「いいこと」を追求し続けてきた。生コンの問題解決策。生コンを通した機会。そんな「いいこと」が最も求められている分野。それは、土間コンだった。



「誰でもできる土間コン色合わせ補修への挑戦」

https://www.nr-mix.co.jp/rc/blog/post_438.html

振り返れば生コンポータル3年8ヶ月の情報発信(毎日欠かさず3本以上更新)の主旋律は「土間コンクリート」だった。

・1日がかり

・冬場深夜にまで及ぶ苦労(水引き待ち、金鏝仕上げ)

・ワイヤーメッシュ(費用、手間、邪魔)

・色むらによるクレーム

・偶発的に発生するひび割れ

半製品を現場で造成する。

環境の影響はもろに表面に現れる。

目立つ。

施主の評価の目が厳しい。

最も施工者をてこずらせる、「生コンで悪いことのデパート」が土間コン。

勢い生コンでいいことを標榜する生コンポータルのテーマは自然と土間コンに寄せられていく。

ようやくその最大の問題であった「土間コンクリートの補修」の体系化が始まった。

施工者の誰でも手に取れる身近な補修体系。

施主の評価にも耐えられる品質。

そんな、誰もが求めていた取り組みが始まった。



「あれ? 透水性コンクリート??」コンクリート洗い出し

https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_894.html

さらに高みを目指そうとする。

洗い出しコンクリートという表現。

ただでさえ大変。

三重苦なんてもんじゃない。

さらに、一手間、苦渋を重ねる。

でも、「あれ?透水性コンクリート??」。

街中でみかけた洗い出しコンクリートを見て浮かんだ素直な感想。

高度な土間コンクリートにとってもソリューション(問題解決策)となりうる。

それが、透水性コンクリートという「生コンでいいこと」。



【岡山】「透水性コンクリートには氷が張りません!」透水性の副次的な効果

https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_893.html

さあ、これから始まる冬本番。

玄関先。

深夜凍結する水たまり。

そんな問題にとっても透水性コンクリート。



「コンクリートはひび割れるんです。だって動いてるから」(下を向いて歩こう#8・上野)

https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/8_1.html

土間コンの懸念。

偶発的に発生するひび割れ。

ひび割れ、線となってみえる原因。

それは、土間コンクリートの粗骨材と粗骨材の間にある空間がペーストで満たされているから。

そこにヒビが割れると線として目立つ。

一方透水性コンクリートはそのペーストが水を通すための空間となっている。

仮にヒビがはいっても骨材と骨材の輪郭を伝って発生。

つまり、ペーストの上に線が発生しない。

見えない。

問題とならない。

意外な形でひび割れという問題解決策となる透水性コンクリート。



【東京】「道路に側溝もなく、建物側に逆勾配になっている」新規事業、透水性コンクリート

https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_891.html

施工者にも施主にも土間コンの不変の悩み「水はけ」「水勾配」は当然ながら要らないのが透水性コンクリート。

その実例。



土間コン表面に立ち現れる各種変状「黒カビ」「色むら」「コケ」について

https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_890.html

表面に水がたまらない。

それなら、水を養分として生育するコケもカビもはえなかろう。

そうすれば、ツルッと滑ってすってんころりんという土間コンの危険性も和らぐ。

そんなソリューション。



「土木と兼業する工場に朗報?!」透水性コンクリート、公共工事

https://www.nr-mix.co.jp/dry_tech/blog/post_889.html

そして、施工者だけでもない、製造者(生コン工場)にとってもソリューションとなる。

事業機会の提供という意味では、低迷する生コン出荷にあえぐ工場にとってもソリューションなのだ。

性能だけじゃない。

機会としても役に立つ透水性コンクリート。



生コンポータルではこれまで透水性コンクリートを始め、pp繊維散布工法(ワイヤーメッシュのいらない土間コン)、打ち放しペイント(色合わせ補修)、再生生コン、超流動などなどに取り組んできた。

気づくとそれら全ては「土間コンクリート」と何かしらの関係性をもっている。

後付け、こじつけではなく、生コンが貢献すべき最大フィールドは土間コンであるようだ。

「施工者にもっとも身近な問題あるいは機会は土間コンだ」

引き続き生コンポータルではあらゆる生コン関係者にとっての「生コンでいいこと」を追求していきたいと思う。



宮本充也

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士

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