2025/09/12
コンクリート産業をリードする方々との交流が楽しめる土木学会大会2025 in 熊本

普段は実装、とにかく、現場、顧客と向き合う、に全集中なオワコンの宮本さんも学会となると最先端の研究に触れる貴重な機会ということで足を運ぶようにしている。やっぱり、最先端を行く方々との交流はかけがいのない体験です
土木学会大会2025 in 熊本
昨日(2025/09/11)からオワコンの宮本さんも土木学会大会に参加していますのでご報告となりますー。。
初めて訪ねる熊本大学
土木学会2025は今週熊本大学で開催されています。 オワコンの宮本さん、学会は産業のお祭りみたいなもんだと思っているので基本足を運ぶようにしています。
小泉八雲(ハーン)と夏目漱石
適切な写真を撮ったのか甚だ不安ではあるがかの有名な小泉八雲や夏目漱石にゆかりのある大学だそうです。情緒あふれるキャンパスでこんなところで学生時代を過ごしたらさぞや立派になるだろうなって感じ
カーボンリサイクル材料
https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/jsce2025/session/2KU-2101-07
https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/jsce2025/session/2KU-2108-14
やっぱりオワコンの宮本さん今回も最大の関心事はカーボンリサイクル材料ってことでこの2コマを聴講してまいりました。各社各様に材料にCO2を固定する取り組みをご披露されていました。「そこまで苦労してしてCO2固定しますか」という発表もいくつか見られ、カーボンリサイクル、脱炭素といったトレンドの加熱っぷりを肌で感じました。こうした発表に触れることは自分自身の研究・開発・実装の活動のいわば「頭の体操」として大変有益であり、これこそが忙しい合間を縫って学会に足を運ぶ醍醐味と言って良いのです。
そして、やっぱり、生コンポータルとしてはブレず副産物「残コン」一筋、入り口を残コンソリューションと位置付け、出口を「ザンコン™︎」とりわけ「オワコン®︎」など規格外コンクリートの流通拡大を志向すべきと改めて決意いたしました
グルメと温泉は外せない
お勉強がメインだとしてもやっぱりその土地のグルメや温泉は外しません。こちらは子飼商店街のカフェふとりねこさんの特製カレー絶品でした。学割もたくさんあったのできっと熊大の学生さんたちの憩いの場なんだろう
聴講をサボってでも必ずいくようにしているのがご当地の温泉。大福湯はなんと入湯料450円というこの時代に破格のお値段設定。ルーティーンの柔軟体操などをしてリフレッシュしてから学会に戻る
出張、お仕事、お勉強の合間にもグルメや温泉、そしてお仲間の皆さんとの素敵な交流も楽しまれたようです
お馴染みの顔ぶれの姿も(CD協会)
建築学会と土木学会をまたにかけるコンクリートディレクター協会の代表理事でもお馴染み船尾サンコンさん登場
教室内に井川遥がいると驚いていたら、
大分綜合建設の小拂智絵さんも真面目に受講されてました。お二人とも、一般社団法人コンクリートディレクター協会の社員でありお仲間です
「コンクリートをもっと身近に」
土木で利用される資材としては大きなウェイトを占めるコンクリートの貢献をきちんと伝えていきたいねっ
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。