2025/08/23
CCU材にしなくてもアルカリ刺激剤として生コンスラッジはカーボンネガティブに有用です

さっきのブログでは残コンや生コンスラッジを原材料としてCCU材料の製造現場を紹介したが今度はCCU材にしなくてもアルカリ刺激剤として生コンスラッジはカーボンネガティブに有用であることのご紹介
カーボンネガティブに有用な生コンスラッジ
CCUのみならず生コンスラッジ(残コン)はアルカリ刺激としても有用であることが知られています
生コンスラッジ加水しなくてもドロドロになるって知ってた?
テーブル試験ではハンドミキサーを用いているが通常のユンボやミキシングバケットならもちろん結構簡単に流動体に戻せるって意外と知られていません。社長の座を虎視眈々と狙っていると囁かれる日工の岡本さんをして「目から鱗」と言わしめるほどの内容だそうです
まあ、でも、フローを測るとこんな感じ
生コンスラッジを改質「ジョイスラッジ」
とろっとろに変化しました。これちょっとした加工を施すだけ。コストもごくわずか。
フローは125mm伸びました。水のようにパシャパシャになる程柔らかくなるからスラッジ水のようにポンプや配管を用いてプラントに荷上げもできます
今は簡易プランとを用いて規格外生コンに後添加
今は生コンスラッジをこちらの設備を用いて改質しています。
ジョイスラッジ(改質された生コンスラッジ)はこちらのピットから簡易プラントで容積を計測されてからオワコン、オコシコン、イワモル、アウトレット生コンなどの製造に後添加で用いられます。結合材がたとえ普通ポルトランドセメントを用いなくともアルカリアルカリ刺激材として結合材内割で20〜40%までは配合可能です
CCU材としてもアルカリ刺激剤としても有効ってことは生コンスラッジや残コンの時代が到来したってことだぜっ
スラッジアルカリ刺激剤加工 JOIS by CD協会
ジョイスラッジなど先端技術を開発したところで所詮適用可能な領域は当面規格外コンクリートってことなら逆手にとって規格外コンクリートの市場創造を推進しているJOIS by CD協会
「コンクリートをもっと身近に」
生コンポータルでは規格外コンクリートや副産物残コンなど最先端のコンクリートプロダクトやテクノロジーをご紹介していますっ
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。