2025/07/13
我が国のCLSMは(残渣式)流動化処理土として発展してきました。こうした製品に生コン工場はもっと積極的であるべきです

日本のCLSM(Controlled Low-Strength Material)は流動化処理土という製品が普及し市場が形成された。 中村建設(本社・浜松)はその老舗として全国各地に残渣式流動化処理土の製造網を構築しています
残渣式流動化処理土の勉強会参加
本日は日本生まれのCLSM残渣式流動化処理土の勉強会の模様をご紹介しますぞっ
残渣式流動化処理土は中村建設(浜松)のライセンス
担当者まさつぐが参加した残渣指揮流動化処理土の定期勉強会が中村建設の浜松本社で開催されました。建設コンクリート産業にあってはチャラいというかフランクなイメージが付きまとうかもしれない生コンポータルも結構固いお勉強会とか学会にきちんと参加していますアピール
残渣式流動化処理土(CLSM)
かれこれ20年近く生コンポータルでは残渣式流動化処理土のライセンシーとして本製品の製造出荷を静岡県東部地域を中心に行なっています
ネットワークは全国に及んでいます
お土産(うなぎパイ)のお土産誠にありがとうございました!
会員名簿は全国各地に広がっています
そんな残渣式流動化処理土は生コン工場の課題解決も兼ねた事業です
生コン工場の課題解決にもなる残渣式流動化処理土
なお、残渣式流動化処理土には残コンを由来とする骨材や微粉末を自在に配合する寛容性を有しているため事業導入は生コン工場にとっての課題解決も兼ね備えている
「コンクリートをもっと身近に」
災害対策にも用いられるこうした規格外コンクリートをもっともっと知ってもらわなきゃだねっ
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。