2025/08/04
生コンの副産物【残コン】がCO2を吸収・固定し建設資材として地域に還元・循環している様子をご覧いただけます様子をご覧いただけます

お客様がいらっしゃる際には突如開催したりしてます。cnツーリズムでは残コンがCO2を吸収・固定して建設資材として地域に還元・循環される様子を体験していただけます
残コンステーションご見学は随時対応しています
本日は急遽開催された残コンstご見学CNツーリズムの模様をご紹介でっす
残コンソリューションの基本「ブロック」
残コンstを運用するICC(生コンポータル)だってやってます残コンソリューションの基本はブロック製造。フェイズフリーなイベント施設はもちろん、カウンターウェイトや隔壁、基礎など何かと便利
こちらが残コンst
撹拌ピット。ブレンドピットとも呼んだりしてます。略してブレピとは呼んでいません
重力式フィルタープレスで漉された汚水(残渣)と当日のフレッシュな残コンをブレピで混ぜれば生コンになってそいつを粒状化加工して再生骨材の原石を得る
粒状加工
粒状化加工され養生中の残コン
こちらが粒状化再生骨材の原石。分級されて骨材に用いられます
粒状化再生骨材
粗骨材
細骨材
生コンポータルが経営参画する生コン工場では最先端の残コン高度利用が見学できるんだっ
プラント荷上げ設備
こちらバックヤードでは各種原材料がストックされています
補助グランドホッパーには粒状化再生骨材をはじめ特殊骨材が投入されプラントに荷上げされます
水際のオーバー材混入防止対策
水平ベルコンで材料を搬送します
「コンクリートをもっと身近に」
常に努力してれば安心だねっ
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。