2025/10/17
韓国ではセメントキルンで回収されたCO2を利用したカーボンキュアが普及を始めているそうです

CO2-Suicomやカーボンキュアの登場で一躍注目されるに至ったコンクリート分野における脱炭素技術。水の次に流通する材料と言われるその懐の深さは巨大な市場性を意味している。ナマコンバレーで加速する国際交流の模様
脱炭素コンクリートの国際交流 ナマコンバレー
脱炭素コンクリートの 女の子のセリフ
脱炭素/資源循環 国際交流(韓国)
ナマコンバレー(静岡県伊豆の国市長岡925/1407-34)では国内外・産業の別を問わずコンクリートに関わる様々な試みや交流が行われています。今回はテーマを「脱炭素」として韓国でコンクリートに携わっていらっしゃる方々をお招きしました
セメントキルンで回収されたCO2の利用
こちらは、韓国で行われているカーボンキュアのCO2はセメントキルンで発生したCO2を回収して利用したもの。
言葉は通じないけど、化学式や英語は便利。 Leeさんの日本語訳もあって、脱炭素コンクリートに関わる互いの先進技術について交流することができました
カフェLumberでランチミーティング
前日ウェルカムパーティーで利用されたカフェLumberでランチミーティング。現場を共有した上での議論は日本語と韓国語という言葉の壁を超えて盛り上がる。
ナマコンバレーではみなさんの往訪をいつでもお待ちしています
歓迎! ナマコンバレー
「コンクリートをもっと身近に」
きっとまだ知らぬすっごい技術や取り組みが埋もれてるはずですっ。「伝える」情報発信に邁進しますっ
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。