2025/08/20
「ワンチャン残コンもゲット的なスタンス」IT本職(システムインテグレーター)【qnote】 がブーストさせる 「生コン」x「IT」四半世紀の蓄積 #2

「残コンマッチング」というアイディアに浮かれてオワコンの宮本さんちょっと暴走気味だったことの反省に立ちJOISの本道であるJIS外生コンの取り扱いという観点に軌道修正をし、以て残コン由来の原材料も配合できるJIS外生コンの市場開拓をゴールとしたアプリ開発がシステムインテグレーター qnote と始まった
ワンチャン残コンもゲットできるよ、基本は格安規格外コンクリートを日時指定で購入できるよ的なアプリにする
残コンに関するアプリ開発は時事刻々と現場のニーズに応えながらバージョンアップをしている模様のご紹介でっす
粒状加工された残コンは骨材としてストック
一般に流通している細骨材に比べてこちらは白い。これはデモンストレーションで示された飽和水酸化カルシウム溶液が白濁した原理と一緒。つまり、水酸化カルシウムが二酸化炭素と反応して炭酸カルシウムの白色を呈しているってこと。だから、CCU(carbon capture utilization)材料とカウントすることができる
残コンマッチングではなく残コンなどを利用した規格外コンクリートの注文アプリ
なお、こうした骨材は現在までのところJIS規格(jis a 5308)の認識するところではなくJIS生コンとしての適用は不可能である。
残コン問題を解決することを目的とするならば当日発生した残コンをその時にどうにかする、ってことももちろん大切だがそれ以上に残コンを高度に利用した生コンクリート(規格外コンクリート/JIS外生コン)の市場拡大を企図したアプリであるべき。つまり、基本的には「生コンビニ」で取り扱っている各種JIS外生コン(格安アウトレット生コン、オワコン、オコシコン、イワモルetc..)の購入が可能なアプリとして置いて、「ワンチャン残コンもゲットできるよ」的なスタンスで行こうってことになった
残コンを分級してJIS外骨材(CCU骨材)
カーボンニュートラルだのサーキュラーエコノミーだの世間は企業に要求をするがJIS規格がそれを許さないのだから毎度毎度ジレンマを感じ続けている。四半世紀の残コンに関する知見の蓄積と10年を数えるインターネットマーケティングの蓄積は本職qnoteのアプリ開発に導かれて規格外コンクリートの市場を力強く広げていくことになるだろう
qnote諸君との協業はエキサイティングだぜっ
qnoteの精鋭集団と始まるJIS外コンクリートアプリ開発
「コンクリートをもっと身近に」
やっぱ、ブレちゃダメっ。JOISは規格外生コンの市場拡大が本道な訳だからねっ
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。