2025/09/22
普通ポルトランドセメントを用いないコンクリート【ジオポリマー】の普及が広がっています(MAPEI)

貴重な天然資源石灰岩を焼いて製造される普通ポルトランドセメントをなるべく使用しない企てが世界各地で広がっている。パートナーMAPEIから共有されたジオポリマーのご紹介
ジオポリマー広がっています MAPEI
本日はMAPEIジョルジオ博士からお便りをいただきましたジオポリマーの現場をご紹介しますー。。
ジオポリマー50m3の打設があります
現場情報:ジオポリマー
Geopolymer self compacting concrete for pavement 100% slag with Mapecube GEO.
Mid October 50 m3 will be placed in Germany.
Finishing was done 5 Hours after placing!
(共有:Giorgio Ferrari)
セメントを使わないジオポリマーコンクリートが50m3も打設されるという。MAPEIフェラーリ博士とはこのところ普通ポルトランドセメントをなるべく使わない、ザンコン™︎ 由来の原材料をふんだんに利用した資源循環・脱炭素コンクリートの協働が活発に行われている
セメント入っておりません
粉体量が多くなりがちなので流動性の大きいコンクリートになりがちです
ジオポリマー打設風景
通常の生コンと異なりセルフコンパクティングコンクリートは作業の手間がかなり削減されることが特徴となっている
各地で広がることで施工方法のアップデートや耐久性が明らかになって参ります
ジオポリマー仕上げ風景
「コンクリートをもっと身近に」
水の次に流通する材料「コンクリート」の知られざる貢献を伝えてまいりますっ
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。