2025/09/20
生コン工場の厄介者(コスト要因)生コンスラッジで作れます!資源循環・脱炭素社会に貢献可能な規格外コンクリート

CLSM(Controlled Low-Strength Material)は生コン工場で発生する廃棄物生コンスラッジから製造可能って知ってた? 資源循環・脱炭素社会に貢献可能な本取り組みはJOISで推進されています
生コンスラッジから製造可能な CLSM
生コン工場の廃棄物で製造可能な付加価値製品CLSMのご紹介ですぞっ
地面に突き刺さった配管は地下空洞につながっている
こちら、CLSM充填風景。一般には何をしているところか皆目見当がつかないことだろう。人知れず地中空洞をきちんと埋め戻して地盤沈下、落盤などのリスクを解消しているところ
もっとちゃんと伝えていきたい
土木分野は「伝える」情報発信が本当に苦手だと思う。多くの人の命や財産を守っているその貢献に対して世間からの評価はまだまだ低い
CLSMは廃棄物(生コンスラッジ)から得られます
こちら、残渣式流動化処理土(CLSM)の原材料はなんと生コンスラッジから得られることがわかっている、のにも関わらず知られていないことが原因でその普及は限定的
生コンスラッジの改質「ジョイスラッジ」
こちら、生コンスラッジ。通常であれば廃棄処分されることで多大なコストが発生する
改質することによってそのままCLSMの原材料に変化する。今はまだほとんど知られていないこの価値を伝えることで資源循環や脱炭素社会に貢献していきたい
CLSMのグローバル展開はザンコン™︎から始まります
CLSMは規格外コンクリート!JOISに任せて
受付:https://lin.ee/HpS7I5a JOISでは廃棄物「生コンスラッジ」から製造可能なCLSMの製造に関心のある生コン工場との交流が生まれている
「コンクリートをもっと身近に」
一般の方だけでなく産業に従事している方々にもきちんと価値を伝えようっ
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。