2025/10/12
ナマコンバレーでは頻繁に 資源循環/脱炭素 でチャレンジングな生コンクリートの試験練りが行われています

口だけじゃない 資源循環/脱炭素 の実践はナマコンバレーでご覧いただけます。生コン工場の強みは「実装」をきちんと自覚して事業運営を営んでまいりたいと存じます
資源循環で脱炭素なコンクリート得意です
ナマコンバレーで頻繁に行われておりますR&Dの様子をご紹介いたしますー。。
資源循環/脱炭素 コンクリートの試験練り
ナマコンバレーには国内外から多くのゲストが訪れます。今回は今国際的に話題を博している脱炭素で資源循環なコンクリートの試験練りが開かれたのでそちらのご紹介。 なお、こうしたコンクリートの流通を創造するために隣接異業種、つまりサプライチェーンを司る意識高い系の皆さんが頻繁に訪れるようになってます
材料は全部副産物言っちゃえばゴミ
なお、脱炭素/資源循環 を標榜するならば、原材料の全ては副産物であることが望ましいということで今回の試験練りにはすべて副産物、歯に衣着せぬ物言いをするならば「ゴミ」を採用しています。
RC40
こちら、都内の解体現場で発生したコンクリートクズ由来のRC40
高炉スラグ微粉末
こちらは、SCMsでお馴染み高炉スラグ微粉末の由来は製鉄の過程で発生するゴミですね
混合廃棄物由来の砂
こちらも、処分先がなくて困ってるということで材料メンバーに配置されました。
生コンスラッジ
このところ、「ジョイスラッジ」やらMapecube Sludge RECOVERなどの先進技術として紹介していますこちらの改質スラッジは結合材(高炉スラグ微粉末)内割で配合されます。強烈なアルカリ刺激効果を発揮します
一味違う試験練りご覧ください
地域にもよるかもだけど、採用されている原材料は全て通常品に比べて色が淡白、白に寄っているため、通常の試験練りに比べてちょっと様子が違うのがわかる
ザンコン™︎のみならず、各産業のさまざまな副産物を利用してこそ資源循環だよなっ
資源循環/脱炭素 な生コンはこちら
一同、フローにバビリました。なお、こちらの生コンクリートは今月24日東京都三田の駐車場に採用が決まっています。MAPEIのジョルジオさんも駆けつけてくださいます
「コンクリートをもっと身近に」
資源循環や脱炭素が社会的要請ならばきちんと応えていかなくちゃっ
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。