2025/10/15
「なんで、宮本さん、他人にそんなに惜しみなく技術を教えてくれるんですか?」資源循環/脱炭素

「なんで、宮本さん、そんなに惜しみなく技術を教えてくれるんですか?」韓国からナマコンバレーを訪ねた李(イ)さんからの問い。秘密保持事案でない限りみんなにとっていいことはどんどん伝えてどんどん真似してもらえればそれだけより良くなるはずです
韓国コンクリート関係者様ご見学 ナマコンバレー
韓国のコンクリート関係者の方々がナマコンバレーを訪ねられましたのでその模様をご紹介いたしますー。。
生コン工場 脱炭素/資源循環 見学
飽和水酸化カルシウム溶液。こちらは二酸化炭素と反応することで白く結晶(炭酸カルシウム)を生成するデモンストレーションをご覧いただいてます
本取り組みはこの16年グローバル企業MAPEIと歩んできました
ナマコンバレーの生コン工場ICCの視察では実装されてあるザンコン™︎STで各種CCU材料ができるまでをご見学いただけます
CCU材製造 ザンコン™︎ステーション
こちらの設備(ザンコン™︎ST)を用いて工場に戻ってきたザンコン™︎はCCU材に加工される
粒状化されることで表面積が生まれ気中二酸化炭素との反応(DAC)が促進される
CCU材利用設備
ICCの特徴はCCUを作るだけでなくCCUを配合した生コンクリートが実際に製造・出荷されていること。
CCU粗骨材
CCU細骨材
CCU微粉末
いずれも、バッチャープラントに貯蔵、計量されて生コンに配合されています。机上の空論ではなく、実際の様子をご覧いただけるのはここだけ
興味があるやつはためらわずにいつでもかかってこいやっ
歓迎 ナマコンバレー
構内が整然と清潔に管理されていることにとても驚いていただけました。 ザンコン™︎ を問題と捉えるのではなく、チャンスに変換すれば自然と環境は美しくなります。 ナマコンバレー(静岡県伊豆の国市長岡925/1407−34)では国内外、産業の別を問わず、ゲストをいつでも大歓迎しています。 受付:https://lin.ee/HpS7I5a
「コンクリートをもっと身近に」
共感の輪が広がって世界の景色がより美しくなるのなら、「伝える」情報発信がんばるよっ
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。