長岡生コンクリート

2025/08/09

JISマークのいらないアウトレット生コン(残コン流用など)の製造・販売を新事業として提案します

JISマークのいらないアウトレット生コン(残コン流用など)の製造・販売を新事業として提案します

生コンポータルでは年内を目処にアウトレット生コンの製造・販売を開始する予定。JISマークのいらないアウトレット生コンに必要なものについてご紹介いたします



アウトレット生コン

 残コン女の子

コンにちは、残コンさんでっす
本日は年内を目処に始まる見通しの「アウトレット生コン」についてご紹介しまっす

保証強度16.5n/mm2他低強度域

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知っている人は知っている。今やほとんどの地域では18N/mm2が最低強度として表示されているが、昔はあったんです、16.5N/mm2って強度が。アウトレット生コンの保証強度は復刻版16.5N/mm2を採用。また、ご要望に応じて、21N/mm2程度までは対応を予定している。いずれも、JISマークのつかない非構造体を対象としています

生コン価格の10,000円引き

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(出典:日経クロステック)現在の生コンクリート価格は全国的に高騰の一途を辿っている。そんな中、アウトレット生コンは全て副産物(捨てればゴミ)を用いて製造されるため市況の10,000円引きで供給を予定している。「固まればなんだっていい」捨てコンとか均しコン、あるいは見切りやコソクリなどには最適なアウトレット生コン

アウトレット生コンとは?

アウトレット生コンは①残コンを即時流用(アプリ)、または②生コン副産物の再統合して製造する生コンクリートとしています

①残コンをそのまま流用

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ユーザーには現在開発中の残コン動体管理アプリが無料で配布される。タイミングさえ合えば、という限定条件となるが通常注文する生コンよりもよっぽどお得に新鮮な生コンクリートが入手できます 【アプリ】残コンマッチングで新鮮で激安のコンクリート(規格外品)を即時に思いのままにゲットしよう

②副産物を再統合

もう一つのアウトレット生コンは一旦残コンから回収された副産物などを再統合することで製造されます。つまり、①とは異なりあらかじめ注文の日時指定ができるのが特徴

回収セメント/シルト

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スラッジケーキに特殊な加工を施して改質されたシルト/セメントを練り水/結合材として採用。

高炉スラグ微粉末

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なお、回収セメントでは賄えない結合材については製鉄所で発生する副産物に加工を施した高炉スラグ微粉末を配合

回収/再生/粒状化骨材

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これらが再統合されればアウトレット生コンとなります

生コン工場/砕石場/中間処理業 にある設備で製造可能

アウトレット生コンの製造は生コン工場にあるバッチャープラントはもちろん砕石場や中間処理業であれば揃っている各種設備で製造が可能です

バッチャープラント

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砕石場/中間処理業

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重機や設備が整っているため、アウトレット生コンの製造そのものは直ちに始めることができる

おうっ、残コン姐さんだっ
残コンをそのまま、あるいは残コンから得られた副産物などの再統合でアウトレット生コンはできるんだぜっ

 残コン姐さん

アウトレット生コンもJOIS by CD協会まで

JOIS by CD協会

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nagaoka-rmc@yr.tnc.me.jp

そんなアウトレット生コンももちろん規格外コンクリートの1。JISマークのいらない(規格外コンクリート)アウトレット生コンの研究・開発・実装もJOISが管掌する領域です

コンにちは! オワコンの宮本さんですっ。アウトレット生コンはまず生コンポータルや近いところで始まりますっ。敷地にそこそこゆとりがあってもとより再生生コンを販売していてスラッジや回収骨材が発生している生コン屋さんならパーフェクトだねっ
「コンクリートをもっと身近に」
これからも誠実に「伝える」情報発信に勤しむよっ
オワッコーン‼︎

 宮本

 残コン女の子

ぉ、おわ??。。
残コン‼︎ オワッコーン‼︎

 残コン姐さん

作者・宮本充也

残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。

Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。

After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。

宮本 充也

主な著者
宮本充也

1級(舗装・造園・建築・土木)施工管理技士/コンクリート主任技士・診断士/砂利採取業務主任者/採石業務管理者

危険物取扱責任者(乙4)/毒物劇物取扱責任者/日本農業検定(1級)/エクステリアプランナー(2級)/運転免許証(大型・中型)

勉強中の資格:宅建士