2026/05/11
生コンポータル移動式簡易生コン製造ユニット(ミツア)が各地の生コン工場に貢献しうること
いよいよこの6月からローンチ生コンポータルの移動式簡易生コン製造ユニット(ミツア)は各地の生コン工場と連携することでさらに付加価値と合理化が生まれます。その理由を詳説
現地の生コン工場にメリットを提供する移動式簡易生コン製造ユニット(ミツア)のご紹介
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特殊コンクリートの全国提供を目的としてこの6月より移動式簡易生コン製造ユニット(ミツア)の活動が始まりまっす。。
移動式簡易生コン製造ユニット 全国キャラバン
この6月ローンチを予定している全国どこでも特殊コンクリートが製造供給可能な移動式簡易生コン製造ユニット(プロジェクト名「ミツア」)はスタンドアロンでの製造が可能だが、各地の生コン工場と連携することでさらにパフォーマンスが向上し、また、各地の生コン工場らに各種メリットを提供することができる
移動式簡易生コン製造ユニット構成
設備)
・生コン車(生コン製造、運搬)
・4tユニック(荷上げ設備)
・ダンプ(原材料、製品の運搬)
・バケットホッパー
・その他 足場/改質プール/移動式計量器付きサイロ/ミキシングバケット
事前準備として骨材(G and/or S)と高炉スラグ微粉末をプレミックス、フレコンにロットごとパッキング(あるいはバラで生コン車にて運搬)
結合材(高炉スラグ微粉末)は水和反応を起こしにくいためプレミックスに最適。
現地で練り水(高濃度スラッジスラリー)とOPC、Mapecube(またはジョイスラッジ)を投入で特殊コンクリート完成
全国生コン工場ネットワーク「生コンビニ」現地工場からの敷地、輸送、設備面、材料面の提供などバックアップを得る
一方、現地工場からに対して廃棄物生コンスラッジや回収骨材の購入などを通じてメリットを提供
関連記事:日本中どこでもゼッタイに生コンポータルの土間コン™︎が買えるように組織構築中です
オワコンの宮本充也さん解説)
白い土間コン™︎に用いられる特殊生コンクリートをはじめ、オワコン®︎まさ固®︎ オコシコン®︎ イワモル®︎ などの製造・運搬ができていない地域でも対応できるようにと始まっている移動式簡易生コン製造ユニット(ミツア)は、合理化された生コン製造設備であるというだけでなく、各地の生コン工場の困りごと(残コン廃棄コストや操業度の低下など)を解消する機能も果たします。
以下、詳細をご紹介
生コンスラッジ(高濃度スラッジスラリー)購入
生コンスラッジを流動化させアルカリ刺激剤に加工する特殊混和剤Mapecube (MAPEI)を利用して得られた改質スラッジ「ジョイスラッジ」は以下の要領で練り水に置換できる
ジョイスラッジ 練り水置換
Lオコシコン®︎20L/m3
Lオワコン®︎50%80l/m3
Lまさ固®︎40l/m3
Lイワモル®︎65l/m3
L流動化処理土200l/m3
L先行モルタル100%
L白い土間コン™︎40l/m3
(※スラッジ固形分20%設定工場ごとに変わるので都度容積も変化する)
オワコンの宮本充也さん解説)
つまり、生コン工場にとって本質的な厄介ごとである生コンスラッジは生コン工場にとって「捨てて処分コストがかかる」から「売って新たな収益機会となる」に変化することを意味する。
また、ジョイスラッジ加工ができない条件でも単純に高濃度スラッジ水として仕入れ可能(その場合は後添加のMapecubeを増量)。生コン製造が完了した際に現地でだぶついている生コンスラッジ(ケーキ)の購入も致します。つまり、製造が終わって空になったダンプやユニックで生コン工場にとっては不要なスラッジ(あるいは生コン車で高濃度スラリーを)を回収して(もちろん購入)次の現場に移動します
回収細骨材を購入いたします
写真は残コンを粒状加工して得られた細骨材。このほか、回収砂など使い道が限定されている製品を移動式簡易生コン製造ユニットが原材料として利用。
ザンコン™︎骨材(回収砂) 細骨材置換
Lオコシコン®︎100%
Lオワコン®︎50%
Lまさ固®︎100%
Lイワモル®︎100%
L流動化処理土100%
L先行モルタル100%
L白い土間コン™︎100%
オワコンの宮本充也さん解説)
もしも、生コン工場で回収砂がだぶついていて困っている、ということであればこうした副産物の購入もやってます
各地の生コン工場(組合)と連携しうる移動式簡易生コン製造ユニットはコンクリートディレクター協会のバックアップを得ながらいよいよ6月活躍を始めます
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バックアップはコンクリートディレクター協会
以下、規格外生コンクリートに位置付けられている各種プロダクトの製造は移動式簡易生コン製造プラントと現地の生コン工場の連携を通じて製造・供給されます
白い土間コン™︎
こちらは、普通ポルトランドセメントを極限まで利用せず(あるいは全く使わずに)高炉スラグ微粉末に代替するなどして脱炭素や資源循環を達成したコンクリート
オワコン®︎まさ固®︎
造粒ポーラスコンクリートに位置付けられているオワコン®︎まさ固®︎にも大幅に副産物を適用することができます
オコシコン®︎
イワモル®︎
CLSM(Controlled Low-Strength Material)に位置付けられる生コンクリートイワモル®︎はザンコン™︎骨材と高炉スラグ微粉末と高濃度生コンスラッジスラリーだけ(あるいはMapecube後添加)で製造可能と、生コン工場にとても好都合な製品
つまり、移動式簡易生コン製造ユニットとの連携を通した各種特殊コンクリートの製造はコンクリートディレクター協会の推進するオフサイトミーティング(JOIS)への参加を意味しています。これまで厄介ごとだった残コンは突然問題ではなく機会に変容し生コン製造プロセスはより最適化されます
「コンクリートをもっと身近に」
各地の生コン工場にこれまで生コンポータルの製品(オコシコン®︎ オワコン®︎まさ固®︎ イワモル®︎ など)はほぼ生殺与奪の権を握られていましたが、これでそんな不健全な状態も打破し、その上で各地の生コン工場とシナジーを生み出すことができそうですっ
オワッコーン‼︎
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作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素土間コンに貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。
