2025/08/15
オワコンやオコシコンは創作に用いられる素材でありアートやクラフトとの深い結びつきがあります

コンクリートがアート素材としても重宝される時代になっている。普段規格外コンクリートとして紹介されている「オワコン」「オコシコン」の感性を揺さぶる素材としての横顔について
アート素材としての オワコン/オコシコン
今日は素材としてのオワコン/オコシコンのご紹介だよっ
オワコン®︎
端部はふるいを用いて丁寧に仕上げます。見た目を要求されるケースであったとしても素材「オワコン」はさまざまな加工が可能です
仕上がり。モルタル団子を踏み潰したような柔和なテクスチャが好まれています
オコシコン®︎
こちらはゴツゴツした粗暴なテクスチャが好まれています。
おしゃれなコンクリート展示場 ナマコンバレー
ナマコンバレー(生コンポータル本社所在地)ではそんなアートなコンクリート展示が設置されています。ゲストハウスやサウナ、温泉露天風呂、カラオケ、グランドピアノやドラムセット、酸素カプセルや足湯、BBQ施設などレジャーにもご利用いただいています
アーティストとの交流
金属彫刻作家 MDARA MANJI さんと共に探求するアート素材としてのコンクリートの可能性
東京都現代美術館に展示された鈴木昭男さんの作品には当社が提供したコンクリートが素材として採用されています https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/oto_date_MAP_jp_20190405.pdf
建築や土木に用いられるイメージの強いコンクリートは今アートやクラフトなどさまざまな分野にはみ出しています
多彩なアート表現が取り組まれています
素材として「オワコン」を用いた作品
こちらはオコシコンを素材として適用したプランターは多くのファンの方にお買い求めいただいています
「コンクリートをもっと身近に」
多彩なアートに オワコン/オコシコン をもっときちんと伝えようっ
オワッコーン‼︎
作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー

未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。