2026/07/30
副産物だけ配合生コン強度35.2N/mm2
およそ1ヶ月前コンクリートディレクター協会の説明会が開催された会場大成生コン試験室で行われた試験練り結果(28日強度)が発表されましたのでそちらのご報告です
関連記事:「スラッジ、回収骨材、スラグ」副産物だけで製造する生コンクリート【ザンコン™︎】公開試験練
捨てればゴミ(副産物)だけで製造した生コンの28日強度35.2N/mm2
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副産物だけ、それも、生コンスラッジという厄介者をふんだんに適用した生コンの28日強度結果が発表されましたー。。
副産物だけ生コン(ブランク)23.8N
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こちら、生コン工場の副産物(回収骨材)と高炉スラグ微粉末「だけ」で製造した生コンの強度結果。セメント全く入ってないけど、「意外と固まる」って感じしませんか。28日で24N/mm2
生コンスラッジで結合材内割置換35.2N
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こちらはベース配合の結合材(高炉スラグ微粉末)内割置換で生コンスラッジを適用したもの。つまり、結合材料は減っています、しかも、通常であれば「生コンスラッジは混入すればそれだけ強度は低下するしフレッシュ性状も悪化する」がコンクリート界隈の常識なのに真逆の結果35.2N/mm2。
空気量1.0%ベース配合の方が少なかった
こちら今確認しましたところ、ベースは3日で型枠だっけいできなくて4日強度になってます。それとベース配合は空気量が3.3%だったので1.0%の差で5%くらいの強度差が出ていそうです。(池上さんコメント)
つまり、ベース配合よりも強度発現に関しては悪条件(スラッジ混入、結合材減少、空気量増大)でありながらも10N/mm2もの強度差を見せつけた結果となりました。つまり、この結果は、「生コン工場の副産物 ザンコン™︎ とその他産業の副産物(フライアッシュや高炉スラグ微粉末など)だけで製造しても生コンはちゃんと固まる」ということを示しています
改質生コンスラッジ
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なお、生コンスラッジはmapecubeという特殊混和剤を用いてあらかじめスラリー化(アルカリ刺激剤への変換)が行われています(写真)。ナマコンバレーでは運用状況の視察をいつでもお受付しています
副産物だけの生コンは白い
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副産物(高炉スラグ微粉末と回収骨材や粒状化再生骨材など)だけで製造すると土間コン™︎やモルタル™︎は白色を呈します。生コンポータルではこうした生コンクリートを「ザンコン™︎」として普段から製造・出荷しています。コンクリートディレクター協会では副産物だけで製造する生コンクリートに興味関心のある生コン工場実務者の皆さんを募集しています
コンクリートディレクター協会では残コン問題に関しても活発に議論をしているぜっ
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副産物だけで製造する生コン コンクリートディレクター協会
コンクリートディレクター協会には意識高い系のコンクリート実務者や研究者が集い日夜活発な意見交換がされています。もちろん、普遍的な生コン工場の困りごと残コンの活用方法などのナレッジシェアもテーマの一つです
「コンクリートをもっと身近に」
舞台裏ではコンクリートに熱心な実務家の皆さんがこうして日夜研究・開発・実装に直向きに取り組んでいますっ
オワッコーン!
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作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素土間コンに貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。
