長岡生コンクリート
生コンブログ
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「ICTとかIoT」

「ICTとかIoT」

生コン営業人生16年生

16年間同じことやってると、時々のトレンドというのがあることがわかる

・乾燥収縮ひび割れ

・養生

・繊維コンクリート

・含浸剤

・スラグ活用

浮かんでは消える様々なトレンドのどれもこれも、

一般にはほとんど知られていないだろうし、

どれもこれも、大したことではない。

そして、今、

・ICTとかIoT

が注目されている。

これもそれら泡沫のようにきえる流行だと断じてしまうと、

かなり危険な判断となる。

考え方が凝り固まっていて、

常に権威主義的で、

人を上下だけでしか見ることのできない人には、

きっと理解のできないとんでもない変化の只中にある。

「これまでのすごい」

がすべてICTやらIoTの出現により、

誰もが経験をしたことのないくらいものすごい度合いで

「陳腐化する」


つまり、今までいばり散らしていた人が、

威張れなくなる

ということになる。


ところで、

ICT→Information Communication てchのぉgy

IoT→Internet of Things

は生コンに関係ないよね?

と思っていないだろうか。

今、現在をきりとって言えば、全く関係ありませんだが、

今実際にある可能性を組み合わせて一つの仕組みにすると、

IoTやらICTやらは、生コンに奇跡をもたらす。

ほんと、

「今までいばり散らしていた人たちが明日からただのおじさん」

になる可能性が非常に高い。

・経験

・知識

というのは、とても重要だと思われ、

それらは、どうしても「人」という資産に蓄積され、

活用される、つまり属人的なものだった。

これからは、それら経験やら知識やらのデータはすべて、

人ではないものに蓄積されていき、

そして、人はそれらを「必要な時に具体的な形として」引き出し、

活用するようになっていく。

「~~さんだからできること」

が、なくなってしまう。


僕はこの時代を大歓迎したい。

ただ単に社会構造上上位にいるだけでいばり散らしていた皆さんが、

これから慌てて勉強することになるのだとしたら、

とても愉快でもあるし、

それに、こうゆう時代にこそ「本物」が適正に理解される環境が生まれるとも思う。


生コンにまつわるすべての知識、

すべての技術的データは、

どこかの偉そうにしているおじさんの部屋の中ではなくて、

ふつーーに、誰でも手にする時代がやっときた。

そして、そのデータをどのように活かすか、

そこに人本来の創造性が生かされるのだと思う。 


宮本充也

「生コンセミナー」Eラーニングで手軽に勉強できる時代

「生コンセミナー」Eラーニングで手軽に勉強できる時代

生コン屋は生コンのこと知っていて当然。

そして、日ごろ思うことは、その周辺の人、

僕からしたら、

・骨材(砂利砂や砕石)

・セメント

・土木

・建築

・その他さまざまな近接業種

のことを知っていると、すごくいいことがある

たとえば、僕は生コンの専門家で生コンのことしか知らなかったら、

お客様である土木業者さんのハートをつかむことはできないし、

そうすると、「なにが困っているのか」「なにがあったらうれしいのか」

という心理も読むことができない。

そうなると、職業を通して貢献する、という当たり前のことができず、

単なる「生コンバカ」で終わってしまうということだ。


生コンの専門家として、

・コンクリート主任技士

・コンクリート診断士

はすでに取得してあるが、

更に、

・一級土木施工管理技士

・一級建築施工管理技士

・その他

を取得すべく、毎日勉強している。


この勉強、実に地味でつらい作業となる。

WEBでだらだら流している教材があったら超便利だろうな、と常々思っている。

だいたい、土木とか建築は用語が複雑で、教材だけ読んでいても、

「なんのことかわからない」

からだ。


逆の目線からすれば、土木業者さんや建築業者さんも、

「生コン?なに?」

はあると思う。

このアンマッチが埋まれば、

業界本当によくなると思う。

そんなWEB教材、GNN元気な生コンネットワークの技術者が気合を入れて創りました。

鹿児島に拠点を置く、インターウェーブ社のご理解をいただき、

今現在WEB上で受講できるようになっている。

しかも、

CPDセミナーとして受講できる。

公共工事をしている土木業者の方にはかなりメリットを提供できるものと信じている。


詳細は、下記に記す。

ぜひこの機会に、生コンに関する知識を深めていただきたいと思っている。


宮本充也

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 ≪ 教 材 内 容 ≫(約6時間・全5章)
 ■第1章 コンクリート用材料 (1時間24分16秒)
  コンクリート用材料について
 ■第2章 フレッシュコンクリートほか (1時間7分14秒) 
  フレッシュコンクリート、硬化コンクリート、配合、製造、耐久性について
 ■第3章 レディーミクストコンクリート (47分25秒) 
  レディーミクストコンクリートと試験練りについて
 ■第4章 コンクリートの施工ほか (1時間19分4秒)
  コンクリートの施工と特殊コンクリートについて
 ■第5章 コンクリートの品質管理ほか (54分59秒)
  コンクリートの品質管理と製品、GNN特殊コンクリートの紹介

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「とても身近な生コン屋」生コン屋のIT戦略

「とても身近な生コン屋」生コン屋のIT戦略

IT戦略(WEBを通じた事業拡大)を宣言し、

本格的に活動が始まったのは、今年の3月1日。

2か月ほどの時間が過ぎ、

1月平均6~7件ほどの仮想空間を経由したお問い合わせをいただいています。

その経験を通じて認識したのが、

「生コン屋は電話しづらい」

という知識。

もともとうすうす気づいてはいたが、中にいる人のイメージがあまりわかない。

下手すると、ちょっとあれな人が中にいるかもしれなさそう。

だから、相当勇気と覚悟がなければ電話できない。

その事実は、コンバージョン率(PV数に対してのアクション数)が非常に低いことで実感としてわかった。

だから、お電話いただいたりmailいただく方のほとんどは、ご契約いただき、実際に工事もさせていただいています。

そもそもの、

「電話する」

こと自体が、普通じゃないほど覚悟が必要って、そんな業界が生コン業だってのが問題だと僕は思う。

いかに世の中に開かれていなかったか・・・。


さあ、これからの生コン屋は、

・消防士

・警察官

・船長

と同じくらいに、

・生コン屋

「ああ、生コン屋さんなんだ」

とイメージされやすい業界にしなければ、

少なくとも、そのための価値の発信を行わなければ、

WEBを通じた販売は今後も今の水準から広がることはないだろう。

コンバージョン率が低いと述べたが、

逆にほとんどのお客様が購入活動に進むことは、

「僕たちの商品力が本物であること」

の証拠だといえる。


Power8の山本さん(IT戦略の軍師)との定例の作戦会議が本日もあり、

様々な課題が浮き彫りになった。

僕たち生コン暦は50年。

50年の間に、組織そして中にいる個人に知らず知らずのうちに、

ノウハウや経験、成功鉄則

などが蓄積されてきて、今、当たり前のように生コンクリートをご購入いただいている。

新規事業開始の時にもそうだったが、僕たちには現状、

ITという未知の大地で、「何が当たり前かもわからない状態」にある。

ここしばらくはそんな未知の原野をひたすら走り倒してみて、

少しずつ地形を理解するほかないだろう。


数千件というPVから数件に絞られるあなたは、

とても貴重なお客様です。

今日決まったことは、そんな貴重なお客様に、

「質問しまくる」

ということ。

・どうして僕たちのページにたどり着いたのか

・電話しようと思ったきっかけはなんだったのか

・迷いはなかったのか

・どんな生活を送っているのか

etc...


生コンを生コン需要家にお贈りすることについては50年の歴史と実績があります。

ただ、IT戦略ではほんの赤ん坊です。

ただ、ITの怖いところはその爆発的で無限な訴求力。

長岡生コンの50年の歴史のすでに10%にも及ぶ売上額を、

たった2か月で達成してしまっていることが物語ることは、

「やったー、すごく可能性ある♪」

だけじゃなく、

「下手するとダメになるときも急坂」

ということだ。


66歳の生コン産業がここで本来の社会ニーズに臨みきちんと、

再新再生する

あたらしい生コン業をつくる。

そんな入口に立っている責任感が心地よい。

だから、質問攻めになるであろう見込み客の方々には、すこし面倒くさくても我慢していただき、

あたらしい共創社会実現にお力添えをいただきたいと思っています。


宮本充也

「ドローン空撮と生コンCIM」

「ドローン空撮と生コンCIM」

僕たち中小企業は結局いろいろな外部環境に振り回されてきた。

・景気が悪い

・政府が悪い

・天候が悪い

と言いたくなる気持ちもわかる。

どの業界を見ても、そして特に建設業こそ、

産業構造ががっつり「縦型」になっており、

売上は完全に政府が緩める財布のひも

に依存してきた下請け体質は事実だからだ。

そんな環境の中で「自律した主体的事業運営を!」

といっても、リスクだらけで、下手すると会社つぶしちまうし、

経営者ならいざしらず、いわゆる勤め人にしてみれば、そんなもん要求されて出来るくらいなら

「独立起業するわ」

となる。


一方、経営者の焦りもわかる。

徐々に目減りしていく収入の部に対して、明確な具体策を打たねばならない。

いろんな本を読みセミナーを受講して挑戦してみるものの、

世の中そうは簡単に思い通りには進まない。

勢い身近にいる従業員に過度な期待を寄せ、それができないとなると、


「覚悟がたりない」

「どこかに優秀な人材はいないものか」


などと嘆いたりするのだが、

そんな優秀な人材がいるならば、その会社にはいかない

というのが悲しい現実。

人口が増加し、政府の財布のひもがじゃんじゃか緩まる局面であれば、

そんな企業体質でも「全然あり」だった。

国を挙げて「やらねばならない仕事」があふれるほどあったから、

主体的努力は求められることもなく、

ただ漫然とやってりゃ金持ちにもなれたし、生活も成り立った。

そして、今その環境条件は完全に変わり果ててしまった。


変われない企業はますます衰退していき、

しわ寄せは一般従業員にまで「職を失う」という事態として波及していくだろう。

最近の優秀な大学生はなぜか「安定」を求め「行政」を指向するむきが多いが、

社会人からいわせれば、既に「安定など死後」の現代のギャップに驚きを禁じ得ない。

もう、老後の安定などというものは、過去の幻想である。

終身雇用、年功序列、ハッピーリタイア・・・。

今の20~40代がそんなものを求めているとしたら、

砂漠の蜃気楼を追いかけているようなものだ。


飛び立つことはとても怖いこと。

向こう側になにがあるかわからないのだから、相当の心の安定が要求される。

ましてや長年縦型の業界体質で禄を食んできたのであればなおさらのこと。

YDNやんちゃな土木ネットワーク(http://ydn.shizuoka.jp/)というアライアンスがある。

これまで公共事業依存型の業態と目されてきた中小土木業者。

上から降ってきたものを受け止め下に流すというルーティーンから、

横の連携を通して多くの有益な知識を共有し主体的に社会に自らの価値を問う。

「大日本元請企業とその他すべて下請けの群れ」

というビジネスモデルが終焉を迎える中で、YDNは自然発生的に生まれた。


様々な主体的な試みがそこでは取り交わされ、

いくつかの技術はこれまでのヒエラルキートップにいた企業も目を見張るほどのもの。

「鶏口となるも牛後となるなかれ」

という諺が示す通り、自発的主体性を持った人のパワーは国を動かすほどのもの。

だれしも、「使いっ走り」になるために生まれてきたわけではない。


最先端の技術を組み合わせて、誰も考えなかったような価値が生まれようとしています。

ドローンによる空撮と生コンCIM(Construction Information Modelling)

VR(Virtual Reality)仮想空間の中で、実際の構造物を眺め、たとえばコンクリート構造物の各種属性がその場で「知る」ことができる。

ラピュタのような世界を提出資料として作成することができる。

その資料は未来永劫その土木構造物のトレーサビリティを裏付けるものとして残る。

今後期待が高まるメンテナンス上重要な完成に訴えかける即物的な資料として有効に働く。

「自分の頭で考えて主体的に動く」

数十年も使ってこなかった脳の筋肉だが、ひとたび開放すればとんでもないことが絶対に起きる。

その証を、6月11日恒例となったGNN元気な生コンネットワーク会合で発表する。


※GNN元気な生コンネットワーク第17回長野勉強会;
http://genki-namakon.net/information/info/post.html

「わたしたちには見える、生コンの未来。わたしたちが創る、子供たちの夢」


宮本充也


※本稿はインターウェーブ社「建設応援マガジン」にコラムとして寄稿したものです

「生コンとは」(2)少しでも輝けるように

「生コンとは」(2)少しでも輝けるように

生コンとセメントが混同されている我が国の現状をただすべく、

「生コンとは」

というブログを書くことを決意して気づいたのが、

「書きたいコトたくさんある」

ってこと。

さすがは「水の次に流通する材料」だけあって、

その裾野は非常に広い。


我が国における生コン産業は1949年11月15日

現在スカイツリーが屹立するあの場所で、

現在・東京エスオーシーの前身の企業が創業したことで知られる。

66年前に産声を上げ、高度経済成長を迎えピークには、

5000工場以上

日本列島にあったはずだが、現在は

3406工場

にまで数を減らしている。


生コンはとても特徴的な製品である。

一般にあまり知られていないが、

「1時間半以内に運ばなきゃどぼん」

になってしまう鉄のルールの下にある。

これは完成品ではない半製品という状態で工事をする時に使用され、

しかも、時を追うごとに性状が変化してしまう。

つまり、シンデレラのように使用期限が非常に短命。


このため、大量生産をしてストックしておくことができず、

「受注生産」

という非常に非常に面倒くさい製品となり、

勢い、日本全国津々浦々にその製品をつくる工場が配置される必要がある。

その意味ではアスファルトと似ている。


アスファルトと似て非なるところが、

「担い手の多くが中小零細企業」

というところ。

アスファルト生産工場はほぼほぼ大企業の傘下にある、

一方で主要構造物に用いられる生コンクリートの担い手は、

誤解を恐れずに言えば、「ふけばとぶ」ような存在。

この現状を踏まえ、1950年代から「国が許した協同販売」が全国各地で始まった。

200を超す協同組合が全国各地で運営されており、

僕の勤める工場も、静岡県東部生コンクリート協同組合に所属している。

そして、それら組合に所属しない工場も正確な数字は不明だがかなり多く存在する。


3406工場もの主に中小企業のドラマチックな面々が、

わが国ではそれぞれの地域で命かけて生コンつくってる。

とてもすごいことだと感じます。

星の数ほどの工場が自分の価値を発信し少しでも輝こうと必死です。


宮本充也

長岡生コンクリート
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