2020/11/23
「コロナが一変させてしまった新しい世界では変化がより強調されていく」(週刊生コン 2020/11/23)

11月も来週からは12月が始まりいよいよ2020年の歳末を迎える。今年を一言で総括すれば、コロナが世界を激変してしまった年、ということに異論はないはずだ。停滞の平成を満喫し、今僕たちはコロナの新時代を迎えた。これまで、口では変化を唱えながらも全く動かなかった人。誰にも指図されずに常にがむしゃらに動き続けてきた人。2020年をきっかけに世界はどのように変わるだろう(週刊生コン 2020/11/23)。
変われる人、変われ無い人。
⚫︎参考記事: 小野登志子市長「ワーケーションは私もずっと温めてきました」生コン屋さんのワーケーション誘致 #4
変われる人、変われ無い人。
激動の昭和から、平らな平成。
多くの才能はその安定を享楽し、いつしか牙を忘れてしまう。
Japan as NO.1
昭和のガッツがすごかったのであって、その名残である名だたる企業は今や世界時価総額ランキングトップ10に1社も見当たら無い。
変わら無いことがいいことと信じきり、組織の中でも上役の方ばかりにいい子ちゃん。
市場と顧客の変化など自分には他人事。
組織という小さな枠組みの中で誰かを批判し、自らの名声を上げることに執心する。
誰かが目立てば裏に回って陰口を囁き、失敗でもしようものならそれ見たことかと鬼の首を取ったかのように捲し立てる。
自分は、余計なことをしない。
動か無い。
ミソをつけてしまったら大変なことだ。
まちづくりなんか、きっと誰かがやってくれるさ。
俺は日々の仕事が忙しい。
平成で腐ってしまった変わら無い(変われ無い)人々が大半で、ほんのひと握りの人たちがそれでも市場と顧客の現実を理解し危機感を募らせ、がむしゃらにわき目もふらず行動に移す。
無理解。
保身。
小さな町ではそんな雰囲気が立ち込めている。
小さな町をコロナが襲った。
医療関係者や飲食店への説明に声が出なくなるまで踏ん張る。
とある旅館の若手経営者は誰も見向きもしなくとも、誰の手も差し伸べなくとも、コロナを吹き飛ばして町を元気にするために、伊豆の国市の闇夜に花火を咲かせる。
無理解、保身、エゴが立ち込めるほど、ひと握りの人たちはその負圧で強くなる。
⚫︎参考記事: 「特定の企業や製品に利益誘導をしようとする団体ではない」RRCS
町だけの話ではない、セメント・生コン村だって同様のことが起きる。
「若手のために接待交際費の枠を維持するために飲みに行くのが俺の仕事だ」
「ゴルフや飲み会のセッティングこそ大事な仕事」
本気で信じて疑わ無いほど流動生の低い組織に何十年も身を寄せた結果、市場と顧客を見つめる目は曇ってしまった。
自分たちの都合。
自分たちの産業がどう良くなるか。
一部の若手を除けば多くの産業人が真剣にそう信じている。
市場と顧客の役に立つ。
そのことで、自分たちの活躍できるフィールドが維持される。
そんな当たり前のことすらわからなくなってしまった老害が新しいトレンドの芽を摘もうと必死に根回しに立ち回っている。
何もなかった、平安な平成で、外ではなく組織の中ばかりを見ていればよかった境遇にいたことはある意味気の毒で同情の余地があるのかもしれ無い。
てこでも動こうとしない人たち。
コロナが激変させてしまった2020年の世界。
まだ、1年を振り返るには早すぎるかもしれ無いが、コロナはある意味ではそんな停滞する世界を一変させてしまった。
リモートがこれだけ普及した。
働き方改革は期せずして皮肉な形で進んだ。
誰も動こうとしなかったのに、ある意味ではコロナのおかげで動くことになった人は多かろう。
「ポンコツがバレた」
身近にもそんな気の毒な人たちが大勢いた。
そんなポンコツたちは、その無能がバレたせいで動かざるを得なくなった。
いいことだと思う。
役割は一旦消えてしまうけれど、でも、必死で世界の声に耳を澄ませれば、市場と顧客を見つめれば、きっとあなただけの役割が見つかるはずだ。
そのあなただけの役割を全うすることが誰にとっても幸福で自分らしい生き方になるはずだ。
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2020年は土間コンの常識も変化した。
語弊を承知で言えば、コロナのおかげでドライテックは成長した。
自宅待機が余儀なくされ、普段目の届か無い自宅の庭に意識が向く。
水はけ、雑草、コケ・カビ。
エクステリア専業者では「当たり前」「そういうもん」でも、一生暮らす施主からすれば、「なんとかしたい」。
一般の人々のニーズが生コンポータルに寄せられる量が増えたことでドライテックは見出された。
「扱ったことないから施工したくない」
「見たことがない。よくわから無い」
そんな施工者にむけて、これまでは日本全国足を使って説明して回っていた。
コロナのおかげで、リモート、オンラインが当たり前になった。
自宅や温泉でくつろぎながら、より効果的に施工者に向けてその価値を伝えられるようになった。
こうして、歳末を迎えようとしている今、ドライテックはGD賞金賞・経済産業大臣賞を獲得し、巨匠隈研吾にも見出されている。
これまでがむしゃらに変化しようとしてきた人にとってコロナは福音。
これまで通りを踏襲しよう、動か無いのが身の安全さ。
そんな人たちはきっとコロナという急変に耐えきれず慌てたのではないだろうか。
この世界に安定なんかない。
無常。
常に循環し全ては変転している。
その中であなたや僕も常に細胞分裂を繰り返すことが自然だ。
新しい一週間が始まった。
今からだって遅くない。
念頭に立てた抱負は今どうなってるだろうか。
やるなら、今から。
コロナが一変させてしまった新しい世界では変化がより強調されていく。
あたらしい世界では大地を削ら無い、汚さ無い、蓋し無いコンクリートが求められている。
宮本充也