2025/10/25
ザンコン™︎ と 生コン工場 のあり方が再定義されいよいよ実装を迎えました(月刊残コン Vol.99)
メルマガ配信は停止しましたがブログは続きます。1ヶ月を振り返る月刊残コン99回目ではいよいよオール副産物の生コン製造が市中の生コン工場で始まった嬉しいニュースをご紹介
ザンコン™︎ と 生コン工場 の再定義
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この1ヶ月は ザンコン™︎ そして 生コン工場 のあり方が見直された期間となりましたー。。
生産地と製造地が同じだからCO2ゼロ
原材料の生産地と製品の製造地が同じって究極の脱炭素プロセスです。 ビルトイン型ザンコン™︎ステーション搭載! CCU材製造メーカーを兼ねた業態に脱皮を始める生コン工場
原価ゼロでCCU/アルカリ刺激材
お客様が不要ということで戻ってきた生コン(ザンコン™︎)から得られるんだからコストゼロ。なのに、今注目されている原材料CCU材やらアルカリ刺激材が製造できるのが生コン工場。 ザンコン™︎ステーションはCCU材そしてアルカリ刺激材などの生産設備として位置付けられます
生コン工場の再定義
ここ1ヶ月はこのテーマで締めくくることができそうだ。 ザンコン™︎を由来とした原材料を用いた生コン製造フローの確立のための各種活動 CCU材もアルカリ刺激材もどっちも生み出せるのが生コン工場
未来の生コンR&D
これまでのテーブル試験の成果は全てこれから実装されることになります。 ナマコンバレーでは頻繁に 資源循環/脱炭素 でチャレンジングな生コンクリートの試験練りが行われています
ザンコン™︎は原価ゼロの原料です
飽和水酸化カルシウムが湧き出でる泉として生コン工場を再定義すれば今風の社会課題は全て対応できます。 どこにでもある普通の生コン工場が CCU/アルカリ刺激材 製造設備 【ザンコン™︎ステーション】 です
99回目を迎えた月刊残コンだが、いよいよ口だけでなく実装という嬉しいニュースを報告できるぜっ
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実装! 大いなる第一歩
そして、そんなこれまでの取り組みは、「ゼンブ副産物」で構成された生コンの製造・出荷が始まったことを以て統合されたことになる。 ゼンブ副産物(スラッジ、RC40、回収骨材、高炉スラグ微粉末)の生コン製造が始まってます
「コンクリートをもっと身近に」
激動の1週間がようやく暮れていきます。これからも、健康、そして、文化活動、さらには教養の研鑽を大切に、無理のない仕事に励んでまいりたいと存じますっ
オワッコーン‼︎
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作者・宮本充也
残コンステーションによる地域資源循環・脱炭素フロー
未利用資源「残コン」の高度利用を地域や組合単位で取り組むことで資源循環・脱炭素といった地域の課題を打破しつつ新たな付加価値(富)を創造する。地域や生コン組合主導の残コンステーションという提案。
Before:従来、建設現場で余剰となった生コンクリート(残コン)の大半は資源循環されることなく現地の中間処理業者らの手に委ねられあるいは最終処分場で埋め立て処分となっている。
After:一方、残コンステーションを実装した地域(生コン組合)では未利用資源として再定義され、廃棄されることなくフローチャートのように循環し、その過程で残コンやスラッジ水は「アルカリ刺激効果」を有し、CCU(Carbon Capture Utilization)材料としても脱炭素コンクリート(CNコンクリート)に貢献しうるマテリアルとして地域内で無限に循環し付加価値を生み出すことになる。
