長岡生コンクリート
生コンブログ
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「半年で売上10%の成長が語ること」

携帯やパソコン、スマホなら、
僕たちも一定の判断基準て言うものを持っています
薄型軽量がいい
丈夫で長持ちするもの
充電がもつもの
などなど、すでに個人としての判断基準が明確
だから、欲しいものをピンポイントでネットで買う、
そんなことができる。

よく、
インターネットはB to B(法人から法人に販売する業態)には向かない
と言われます。
これは、個人が
「判断基準を持っていない分野」
の価値だから、
ということができます。

「この生コンのつやたまらないね」
「この重機のフォルムが確実に掘削作業の効率化を図るね」
「この仮設資材の光沢は味がある、よし、売ってくれ」

あまり聞きません。
僕たち建設関連企業は概ねB to Bと呼ばれる業態。
だから、ITが話題になったときにも、
「僕たちには関係ねえっす。遊びだけやりまっす」
を決め込んでました。

自分たちでも驚いているのですが、
ここ最近インターネット関連の売り上げが初めて、
1ヶ月で500万円
を記録しました。
僕の会社の月商を仮に5000万円だったとすると、
なんと、10%はITを経由した、はじめましてのお客様
これは、革命的なんじゃないかと思っています。

生コン工場といったら、
地元の建設業者様
以上、だったのですが、
10%の商いが、ITによって生み出された
それも、ITに力を入れ始めたのは去年の終わりだから、
半年も経たないうちに、50年の歴史の我が社の売り上げの
なんと10%を記録した。

一般人ととプロの間には深くて遠い隔たりがある
IT以前は価値を適切に伝える、そして届ける手段がなかった
一般にはIT奥の院と目されている建設業に身を置く僕たちも
現実に目を向けないとならないようです

宮本充也

「あこがれ」

無垢な眼差しの子供達が憧れる
職業や夢、なりたい自分
誰しも子供の頃具体的にも抽象的にも
様々なあこがれを思い描いたりするはず

サッカー選手や音楽家
会社社長や偉大なビジネスパーソン
エンジニア、研究者などなど
憧れられるところに子供達は成長の先を求めます
伸びる力はとても強く、
その力がひいては社会を強く成長させていきます

現実問題として現在の生コン工場は、
子供達の無垢な眼差しの先にはありません
伸びる力のエネルギーは、
僕たち産業には向かっていない
つまり、このままでは、僕たち産業の成長は期待できない
誰のせいでもなく、
僕たちが何もしてこなかったからに他ならない。

少なくとも僕や僕の周りにいる仲間たちは
自分の仕事に誇りを持って日々過ごしている
自分のやっていることがいかに意義のあることで
大切なことかはいくらでも語れる
そして、それは自己満足で終わらせるのではなくて、
次世代を担う子供達に向けて発信されるべきもの

僕たちは信じています
今生み出している価値は本当に偉大であると
僕たちの姿は子供達にとって眩しく見えることだと
無垢な眼差しにさらされても、
僕たちのやっていることは全く恥じることもない、
とても素晴らしいこと。

岡山の白石建設という生コン工場の武南さんが、
「生コン子供絵画展(仮)」
なるものを企画しました。
場所は次回18回GNN長野大会で、
生コン工場に従事する人たちの子供達から、
生コンに関わる絵を展示してもらう
炭平コーポレーション鷲澤さんのはからいにより、
それが大勢の市民の目に触れることになる

パパやママがやっている、偉大な仕事
憧れのあり方
無垢な彼らの気持ちに応えられる、
本当に偉大な仕事を、
これからも続けていきたいと思っています。

宮本充也

「生コン組合」

日本でしかない生コンの文化
生コン協販
何かといえば、独占禁止法適応除外、
つまり、カルテルOK
生コンという社会インフラの礎をなす、
重要基礎資材
その担い手の多くは中小零細企業なので、
国が保護してやらないと、社会インフラが危ない。
そうゆう理屈です。
全世界共通であれば正しいロジックですが、
これ、日本だけ。
あいにく、説明がつきません。

ただ、日本という国は良くも悪くも特殊な国ですから、
まあ、その理屈の通りに協販を認めたとしても、
それでも、その生コン組合という組織は、
社会の一部であること
は変えられない事実です。

社会の一部に求められる機能は何か?
社会の役に立つことです。
自ら努力して付加価値を創造し、
それを社会全体に還元することによって初めて、
「存在を許される」
これが原則です。
社会を映す鏡は、やっぱり「お客様」
お客様にとって有益なサービスを作り続けることが、
社会全体にとって有益な活動となっていく。

いくらカルテルを結んでOKだからといって、
ここは絶対に忘れてはならない原理原則。
お客様の不利益を承知で、
カルテルの強みを背景に、
自分たちに利益を誘導する、
そんな組合になってはなりません。

組合の存在を仮に認めるのであれば、
必要最低限の原理原則を踏まえて活動していきたいものです。
全国には200を超える組合が地域ごとに組織されている。
それらは、地区ごとの自治に委ねられていて、
統一した原理原則に則って運用されづらく、
地域内の力関係(それが無茶なものだとしても)により、
任意に運用されています。

日本の生コン業界において、
協販体制が秩序であることも事実です。
如上の理想郷が生まれたら、
そんな夢を持って毎日生コンを作ってお届けしています。

宮本充也

「痛い会社」

僕は人間だから、
僕がいきたい場所に行きたいと思っています。
統治・管理は最大の生産性をあげるためのもの。
ただ、残念ながら、
そうなっていない組織が山ほどあります。

統治・管理が「情報管理」を前提にしている場合、
縦型組織の上層にいる人が全てを握ります。
下にいる人は、素晴らしい価値を持っていたとしても、
それが上層にいる人間の能力によって、
活かされるか殺されるかが決まる。

僕は人間だから、
一緒に会社という場所にいる人たちに、
人間らしくあってほしいと願っています。
僕だったら、人から命令されたことだけやる、
そんな生活は嫌です。
仮に間違っていたとしても、
自分の信条に素直に、決めたことを、
実行して、失敗したり成功したりして、
周りの人たちと苦楽を共にするような、
そんな人生を過ごしたい

だから、会社の仲間たちとは、自分たちで決めた目標に向かって、
お互いに足りないものを補完し合いながら、
明るく元気に走っていきたいと願っています。
人には人それぞれ、素晴らしい個性があります。
その人にしかない、役割があると思います。

その役割を果たしてもらう、
それが組織の管理・統制であるべきなのに、
残念ながら、そうではない会社が結構あります。
自分の信条を曲げてまで、
社長の一挙手一投足にヒヤヒヤし、
右と言ったら、自分がどう思っていたとしても、

時には、道徳的に間違っていることも、
是とする。
残念ながら、まだまだこの日本には、
そんな「痛い会社」が存在しています。

僕はそんな会社に自分の会社をしてしまうくらいなら、
滅んでしまった方が誰にとってもプラスだと思います。
少なくとも自分たちはそんな、
「痛い会社」
にならないように気をつけたいと思います。

宮本充也

「履歴管理」

トレーサビリティ
結構前に流行った言葉です
食品の履歴管理が問題の発端
私が今食べているこれ、どんなところからきたの?

考えてみれば、知る権利あるはず
ましてや口に入れるものですから、
いい加減なもの入ってたらいやだ
当然です。

口に入るもの=大切
では、衣食住で考えれば、
身に付けるもの
これも、今やほとんどの衣類が履歴管理できている
そして、住む家、
その土台の、生コンクリートの履歴管理はどうか?

ご安心ください。
ちゃんと、どこの材料を混ぜて作っているかは、
表示する義務がありますので、
「わしの住む家の土台の生コンの原材料は何県何市からきている」
をたどれます。

でも、ここで忘れてはならないのは、
生コンは「半製品」であるという事実
自動車製造と建物の建設を比較すると、
自動車の場合、部品は全て完成品がやってきて、
やることといったら、ただ組み立てるだけ。
それに比して、建設現場では、主要部品であるコンクリートは、
どろどろべちゃべちゃの状態で、
徐々に固くなる状態で、
現場で型に流し込まれ、
28日間経過した場合このくらい固くなると思います、
的な制作がなされている。

これって、すごく曖昧な感じしませんか?
いや、実際かなり曖昧です。

運んでる最中にもしかしたら道路渋滞で予定よりも30分以上時間がかかっちゃうかも
照りつける太陽が予想以上で、固まる速度が速くなってしまった
何かの不具合でどろどろべちゃべちゃに異物が混入してしまった

実は、これは全く勘定に入れることができません
「ないもの」として、計画されている
ただ、実際は不測の事態はいっぱいおこる
そして、その不測の事態が起きたことの履歴管理をする手立ては、
JIS規格にはうたわれていません

海外のベンチャーがこれを可能にした
コップの中にある液体をスプーンでかき混ぜる要領で
生コン車の中にある生コンをかき混ぜたときに発生する圧力を計測することで
その日その時その場所で運ばれている生コンの真の姿が
履歴確認されています
現在日本では60台の生コン車が走っています。
あなたの住む家の生コンが運ばれているときの記録
わかったほうがいいに決まっています
今は60台だけど、
いずれは全ての車両に搭載される日が
くるに決まっています

宮本充也

長岡生コンクリート
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