「良い色々」
良いラーメン
そんな言葉はない。
良い、という概念は、
実はすごい抽象的。
それと同じように、
良い生コン、という言葉もない。
生コンクリートに関わる人の種類は多種に及びます
生コンは天然資源
山からとれた資源を利用して、
セメントや砂・砂利・砕石にする会社
それらを混ぜて生コンクリートを作る会社
そこに、化学混和剤と呼ばれる工業薬品を提供する会社
できた生コンをぐるぐる回る車でお届けする会社
現場に到着した生コンをポンプ圧送といって、実際の施工する箇所まで届ける会社
挙げればきりがありません
そして、それぞれの人たちごとに、
「良い生コン」の定義が違う
それぞれの認識がまったく違う
そんな人たちの手によって、
生コンクリートは整形され、
構造物となる。
これって、結構危うい。
さて、「僕たちにとっての良い生コン」
それは、地元で常に買ってくださる、
大手ではない、地元密着の企業
または小規模事業者の方々が幸せになる
そんな生コン
僕たちの大切なお客様、
田中土建さん
今日現場にお邪魔して見学とご挨拶をさせていただきました
田中社長にとっての、良い生コン。
「時間通りにくる」
「ならしやすい」
「水引きが早いので午後から工事できる生コン」
僕たちのお客様は、
遠くのとんでもない技術を持った高い技術力の会社ではなく、
地元で郷土のことを真剣に想い、
日々暮らしている田中土建さんみたいな会社
ぶれちゃいけないのは、
こうしたお客様の幸せを最大化する姿勢だと思っています。
生コンは所詮地場産業
地産地消を考えなくてはならないし、
何をしていても、地元に還元しなくてはなりません。
37年、大学を通じて一度も地元を離れたことがない
これからも、地元のお客様のことを、
とことん大切にしたいと思っています
宮本充也